【実体験レポ】助産師面談って何するの②?〜妊娠後期・バースプラン〜

助産師面談(妊娠後期) 妊娠・出産

皆さまこんにちは!
管理人のCOCOです。

次の妊婦検診までに「バースプラン」を書いてきてって言われたけど、一体何を書けばいいんだろう??

妊娠発覚の幸せとこれからのマタニティ生活への不安でいっぱいだった妊娠初期を乗り越えて、妊娠中期〜後期に入ったプレママさん達の中には、「バースプラン」について疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

私も初めての妊娠時、産院からバースプラン記入用の紙を渡されたものの、一体何をどこまで書けば良いのか分からず悩んでしまいました。

今回は同じ疑問を持っているプレママさんのために、私が実際に提出した「バースプラン」の内容と、バースプランをもとに実施された妊娠後期の助産師面談についてレポしたいと思います。

1、助産師面談ってなに?

「助産師面談」とは妊婦さんが健康に、そして安全に出産を迎えられるよう主に体調管理に関する内容を妊娠期〜出産までサポートしてくれる助産師さんと面談で確認することをいいます。

助産師面談についてはこちらの記事でもまとめているので、興味のある方はご覧ください↓

2、バースプランってなに?

①「バースプラン」とは

「バースプラン」とは妊婦さんがどんな出産にしたいか理想の出産について計画を立てることです。

女性が一生のうちに妊娠・出産できる機会は限られています。
貴重な出産の機会をどのようなものにしたいですか?

バースプランを産院に提出することで、事前に出産の際に配慮して欲しいことややりたいこと、産後どのように過ごしたいかをすり合わせておくことができるので、ママにとってより記憶に残る素敵な出産体験につなげることができます。

②「バースプラン」の内容

産院によって「バースプラン」のフォーマットや内容は異なりますが、私の通院していた産院のバースプランの内容をご紹介します!

参考までにご覧ください。

バースプランの内容

(1)陣痛中やお産のときに希望すること

(2)立会い分娩を希望するか

(3)立会い分娩希望の場合、誰が立会い予定か

(4)母乳育児について

(5)入院中スタッフに希望すること

私の産院では上記の内容を紙で産院に提出しました。

私は初産で家族や兄弟の出産に立ち会った経験もなかったので、陣痛中や分娩時のイメージがなかなか湧かず、何をお願いすれば自分がリラックスしてお産に集中できるのかわかりませんでした。

そのため「バースプラン」を記入する際には、周囲の先輩ママさん達に出産のときにやっておけばよかったことや助産師さんにお願いしてよかったことなどをリサーチして、自分が出産になったときのイメージを膨らませて、面談の際に助産師さんに相談する形にしました。

③実際にバースプランに書いたこと

(1)陣痛中やお産のときに希望すること

・陣痛中、いきみ逃しをする方法や呼吸法を教えてほしい
⇨初産で陣痛が来た際にパニックになりそうなので、助産師さんにリードして欲しいことを伝えました!助産師さんからは深呼吸をして、細く長い息を吐き続けることがポイントなので出産までにイメージトレーニングをしておくと良いとアドバイスをもらいました。

・可能な限り「会陰切開」したくない
⇨先輩ママさん達の出産経験談を聞いて一番怖かったのが「会陰切開」。

お股をハサミで切られるなんて、想像しただけで恐怖・・・

とはいえ、赤ちゃんが生まれてくるときに苦しんだり、危険な状態になった際には会陰切開をしてスムーズかつ迅速に出産ができるようにすることが必要な場合もあります。
なので、「赤ちゃんの安全のために必要な場合以外は、可能な限り会陰切開をしたくない」ことを助産師さんにお伝えしました。

助産師さんからは「妊娠後期〜出産までにオイルパックで会陰部分をパックしたり、マッサージしたりしておくと皮膚が薄く伸びやすくなるので会陰切開を避けたい妊婦さんにはおすすめです」とアドバイスをもらいました。

・立ち会い出産ができない場合、生まれてすぐの赤ちゃんを写真に撮ってほしい
⇨緊急の帝王切開や感染症予防対策によって立ち会い出産ができなかった場合、産まれた直後の赤ちゃんを写真に撮ってもらえるようお願いしました。

私の産院では陣痛から出産までLDR室で過ごすことができるので、携帯の持ち込みOK!
立ち会いできない場合は助産師さんが赤ちゃんの写真を撮ってくださるそうで、立ち会いができた際にも主人と私と赤ちゃんの3ショットをその場で撮ってくださるとのことでした。

出産直後は疲労困憊で写真のことなど考える余裕もなさそうなので、出産直後の写真が撮りたい方は事前に伝えておくと良いと思います。

・カンガルーケア希望
⇨カンガルーケアとは産まれたての赤ちゃんをママの素肌の上で抱っこすることです。
ママと赤ちゃんの最初のスキンシップなので、やっておきたいなと思ったのですが、私の産院では出産直後のカンガルーケアは実施していないそうでとても残念でした。

産後の赤ちゃんの処置や検査、ママの産後の処置が終わった後に素肌に抱っこならOKとのことだったので、そちらでお願いしておきました。

(2、3)立会い分娩を希望するか、誰が立ち会い予定か
⇨YES!立ち会い予定は夫。

私の妊娠・出産時期はコロナウイルス蔓延と重なってしまったので、立会い分娩にも制限がかかっていましたが、緊急事態宣言発出時以外は赤ちゃんが生まれる約1時間前〜出産後約1時間に限り、夫のみ立ち会いが認められていました。

初めての陣痛・出産を一人で乗り越える自信がなかったことや主人が妊娠期間を通してとても献身的にサポートしてくれたので立ち会い出産を希望しましたが、先輩ママさん達の中には陣痛で苦しむ中、思ったようにサポートしてくれない旦那さまにストレスを感じたという人も多かったので、旦那さまのタイプによって考えた方が良いのかもしれません笑

(4)母乳育児について

母乳育児については、下記の4パターンから希望を選択しました。

1、完全母乳2、母乳希望(追乳OK)
3、母乳+ミルク混合4、ミルク

私は母乳育児に強いこだわりがなかったことや、産後の疲労が残る中、入院中に厳しく母乳指導を受けることにストレスを感じる先輩ママさんの経験談を聞いて「3、母乳+ミルク混合」を希望しました。

私の産院では完全母乳育児に向けた厳しい指導方針はなかったので、母乳が充分出るようになるまでは初めからミルクを足してくださり、私の希望にあった指導をしてくださったのでよかったです。

完全母乳にこだわりがあるママさんは、母乳が安定するまでしっかり指導してくれる産院の方が、退院後に楽なようなのでママの希望に合う産院なのか事前にリサーチしておくと良いかもしれません。

(5)入院中、スタッフに希望すること

・初産のため、沐浴や赤ちゃんのお世話について細かく教えて欲しい
⇨YOUTUBEや育児本、先輩ママからのアドバイスなどマタニティ期間に色々自分でも勉強しましたが、初めての出産・育児で不安なことも多かったので特に赤ちゃんのお世話に関する点は細かく詳しく教えていただけるようお願いしておきました。

・体力があまりないので、産後疲労が溜まった時には夜間の母子別室希望
⇨私は元々あまり体力がないので、産後すぐの夜間母子同室について少し不安がありました。
とはいえ、我が子はきっとかわいくて離れたくないに違いないとも思ったので、疲れて睡眠を優先したい場合のみ夜間別室にできるようお願いしました。

私の産院では退院後の生活を安定させるために、入院中一晩は夜間同室を推奨しているそうです。
昼の赤ちゃんと夜間の赤ちゃんは違うのでお世話になれておいた方が良いとアドバイスをもらいました。

3、妊娠後期の助産師面談

①妊娠後期の助産師面談の内容

・バースプランのすり合わせ

・陣痛バッグや入院バッグの準備状況の確認

・赤ちゃんをお迎えする自宅の準備状況の確認

・出産に向けた体調、気持ちの準備について

②妊娠後期の妊婦さんに向けた助産師さんからのアドバイス

妊娠後期はついに出産が近づいてきて、10ヶ月間お腹の中で大切に育ててきた赤ちゃんにいつ会えるのかママもドキドキの毎日です。

赤ちゃんにとってもママにとっても良いお産にするために助産師さんからもらったアドバイスを共有します。

・適度な運動をして、出産に向けた体力づくりをする
主治医の指導のもとが前提ですが、妊娠後期はウォーキングやヨガ、スクワットなど無理のない範囲で体を動かすことで出産に向けた体力がつくことに加えて、赤ちゃんが下がりやすくなるそうです。

特に外の空気を吸ってリフレッシュもできるので、1日1時間程度のウォーキングがおすすめとのことでした!

・最後まで体重管理に気を抜かない
臨月に入ると今までと同じ生活をしていても体重がグングン増えてしまう妊婦さんも多いようです。
私も臨月の体重増加が激しく、1週間で2キロ増加してびっくり!なんてこともありました。

臨月に急激な体重増加があると産道に脂肪がついて、難産になってしまう可能性もあるそう。
空腹マネジメントって本当に大変ですが、後少しでかわいい赤ちゃんに会えることをモチベーションに乗り越えましょう。

・リラックスして過ごす
臨月はお腹が大きくなってきたことに加えて、前駆陣痛があったり、いつ陣痛が来るのか毎日ソワソワしたりママのストレスが増える時期でもあります。

ママのストレスは赤ちゃんにも伝わるので、好きな音楽を聴いたり、ヨガで体を動かしたり、自分なりにストレス発散の方法を見つけてできるだけリラックスして過ごすと良いようです。

出産に向けて不安な気持ちにもなりますが、旦那さまや家族に聞いてもらったり、体調の不安は助産師さんや主治医の先生に相談するなどしてゆったりした気持ちで過ごしましょう。

まとめ

今回は「バースプラン」について、私が実際に受けた妊娠後期の助産師面談の内容とともにお伝えしました!

理想の出産について少しイメージが湧きましたか??

女性が一生のうちに妊娠・出産できる機会が限られています。
ママがどんなお産にしたいか「バースプラン」を使って理想の出産をイメージしておくことで、実際に出産になったときも後悔しない出産体験ができると思います。

なかなか「全てが思い通り!」という出産を経験したママは少ないかもしれませんが、記憶に残る素敵な出産を迎えるために、バースプランが生かされたという先輩ママも多いです。

難しく考えずに「大切な赤ちゃんとの初対面をどのように迎えたいか」サポートしてくれる助産師さんや産院のスタッフさんにママの希望をお伝えできれば良いと思います。

全てのプレママさんが、思い通りの素敵な出産を迎えられますように!

↓妊娠初期の助産師面談はこちらから↓

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